香椎高校メモリーズ

2018年度香椎高等学校 第68回体育祭

2018年9月8日 2018年度香椎高等学校 第68回体育祭の様子

9月8日(土)、天候が危ぶまれる中、今年度の香椎高校体育祭開催されました。今年度のテーマは「颯爽~魅せろ 我らの三色(いろ)」。天候の関係で、残念ながら雨天時のプログラムで行われましたが、保護者や家族、卒業生が多数応援に駆けつけ大いに盛り上がりました。

緊張感のある引き締まった空気の中始まった入場行進から女子生徒によるダンス、男子生徒による組体操、全校生徒によるブロック応援。会場は、大きな歓声に包まれました。

ご存知の通り、棒倒し・騎馬戦・組体操という伝統競技が「危険」という理由で廃止される学校が多い中、香椎高校ではこれらの競技が厳しい安全対策のもと、万全の体制で行われています。

かつて自分たちが体験した競技が、大人になっていかに貴重な心の財産となったか…それを実感している方々がたくさん見守る中、今年も大きな感動を与えてくれました。

ブロック応援以降は、予報通りの雨に見舞われましたが、どの生徒もそれに動じず凛とした機敏な動きで、プログラムを進める様子に、観客からは感嘆の声があがっていました。

また、どの競技にも全力で正々堂々と競い合い、戦い終えた後、お互いを称え合う姿が大変印象的でした。

残念ながら雨が止まず、全プログラムが決行できませんでしたが、「全力で取り組んだ後は、メリハリをつけ、週明けは完全に気持ちが切り替わった状態で通常の学校生活を!」と呼びかける、実行委員長の立派な挨拶で体育祭は締められました。

社会で必要となる力を身につけるための「生徒主体の香椎高校体育祭」。主役となる香椎生、そして全力でサポートに回ってくださっている職員の先生方全員の気持ちが結びつき、ひとつになった素晴らしい体育祭。

今年度で定年を迎えられる田中眞太郎校長(高29回生)にとっては最後の体育祭となります。閉会式の校長講評で「最後に“最高の体育祭”を観せてくれてありがとう!」という言葉に込められた通り、随所に「福岡県公立学校優秀校(教育内容改善部門最優秀賞)」としての教育の成果が表れた見事な体育祭でした。

▼香椎高校「福岡県公立学校優秀校表彰」受賞 記事
http://ko-ryo-kai.jp/kashii-hs-news/2018/20180115.html

香椎高校卒業生が「高校時代の一番の思い出」アンケートでも圧倒的首位を誇る「体育祭」。時代を超えて語り合える伝統のある体育祭が、いつまでも素晴らしい形で引き継がれていくことを心から願います。

今年度も素晴らしい体育祭を創り上げてくれた在校生の皆さん、職員の先生方、ありがとうございました。

写真協力:香椎高等学校PTA広報委員会

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