香椎高校メモリーズ

第69回常磐祭ファッションショー

平成29年6月3日 第69回常磐祭ファッションショー

ファッションデザイン科としては初めてとなるファッションショー。企画・デザイン・制作・演出まですべて自分たちで行い、さらに3年生全員がモデルとなって発表が行われました。

テーマは『CONVERT~転換~』ファッションを創り出すために生まれた様々な技術、それは時代とともに進化していった

シックにそして華やかに始まった「全員揃ってのオープンニング」。何度も何度も練習したであろうモデルウォーキングは、とても高校生とは思えない振る舞いで、堂々と自信を持ってランウェイを歩く姿で会場の空気が一気に変わりました。

1部は《History》歴史
「古代エジプト」から「MODE」、「DISCO」などそれぞれの時代に生まれた技術をテーマに作品披露。

2部は《Technic》技術
「ファスナー」「刺子」「パッチワーク」などの技術がふんだんに取り入れられた作品で観客を圧倒。

文部科学省指定の「スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール(SPH)」の事業が始まって2年目。東京ガールズコレクション実習やカナダ修学旅行、和装コーディネート実習などで磨かれた想像力や感性、そしてファッションデザインに関する高度な知識・技能が、見事に表現された素晴らしいファッションショーでした。

会場では、出演者が掲載されたパンフレットと別に「英語版パンフレット」も配布されており、単に語学力だけでなく、“伝える力=プレゼン力”強化にも取り組む香椎高校の成果にも感動しました。

3年生のステージを裏で支えたのは、入学したばかりの1年生と来年度主役となる2年生。ショーの運営に関わりながら、たくさんの事が学べるのも香椎高校ファッションデザイン科ならでは。

ファッションショーは、ファッションデザイン科の生徒達の集大成とも言われていますが、実は、これから卒業まで、さらに進化していくのがSPHの魅力。商業施設やお寺、イベント等、内容や演出を再構成し、それぞれの会場イメージに対応させてショーを行っていくそうです。

「ファッション業界の第一線で活躍できるプロフェッショナル人材の育成」が、ファッションデザイン科教育目標のひとつ。皆さんのこれからの活躍が楽しみですね♪

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