同窓生ニュース
改組新第7回日本美術展で入選されました!
明治40年の第1回文展から始まり今年113年を迎える「日本美術展覧会(通称:日展)」。
幅広いジャンルの現代の芸術作品が讃えられるこの会にて、髙田(旧姓 本田)裕子さん<高33回生>の作品が、第2科(洋画)部門にて見事入選されました。」
今回の入選作品は、水彩画(透明水彩)で題名は「月の雫」。
月光の元で咲き誇る透明感あふれる蓮池が、繊細に表現された素晴らしい作品です。
この作品に関する髙田さんの思いをお伺いしました。
「去年、実父が他界しました。
時折、父はどこに行ってしまったんだろうと思うことがあり、吹く風や揺らぐ木々に父を感じたりしておりました。
6年ほど蓮に惹かれ描いていますが、今回初めて夜の蓮池を描くことにしました。
月は亡き父であり、上から見守る姿を重ねました。
優しく降り注ぐ柔らかな月の光と雫は今まで与えられて来た愛情です。
今までのことに感謝しながら描いた作品です。」
絵の道を志したのは、なんと香椎高校1年の夏。
高校生活では、偶然とは思えない貴重な出会いや運命の出来事が有ったそうで、そのお陰で今があるとおっしゃってます。
卒業後は美術大学を卒業、その後、子育てされながらも大好きな絵を描き続け。画家として活動されたのはは10年ほど前からで、2013年には日洋会に所属し福岡と東京で活動。
そんな中、入選まで10年は掛かると言われる、ご本人が憧れであり目標だった日展に7度目の挑戦で初入選された髙田さん。
「今回の受賞をゴールではなく新たなスタートとしてさらに精進していきたい!」との前向きのお言葉が、強いメッセージとして響きました。
髙田さん、この度は、ご受賞本当におめでとうございました!益々のご活躍を心より祈念申し上げます。
▼髙田 裕子さんプロフィールはこちら
・福岡県古賀市居住
・日洋会会員
・アトリエパレット(髙田裕子絵画造形教室)主宰
・岩田屋コミュニティカレッジ講師
・福岡文化連盟会員
▼略歴や他の作品はホームページでご覧いただけます
https://atelierpallet.wixsite.com/yuko-takata▼Instagramには素敵な作品が投稿されています
https://www.instagram.com/yukotama26/